匠ぶろぐ

容器王国「フルオル」の開発秘話

 一斉配信により事実と異なる話が拡散されているので、ある程度、本当のことを書き残しておくことにしました。まず見てもらいたいのが、以下の記事です(クリックで拡大します)。

平成18年11月16日日本流通産業新聞記事
 同名の中国資本の会社「東静容器株式会社(平成19年、東京都葛飾区所在)」が設立される前の記事です。

 当時、関東圏で大きな工場を有し、日本を代表する容器メーカーだった東静容器工業株式会社(埼玉県吉川市)を中心として、有限会社グローバランス(経営コンサル)、ミリオンウェーブズ合資会社(生産管理、容器通販システム)、東静容器工業袋井工場、職人らが連携し、東静グループを形成していました。慶大系、早大系の新しい知恵が集結されました。当時の東静容器株式会社(昭和37設立)は単なる商社、東静グループの販売窓口でした。

 ケース単位での通販体制が確立された後、経営陣はさらなる小分け販売に挑戦しました。
 業務用の容器が1万本単位で生産、販売されていた時代に、100本単位のサービスを作ることは容易ではなく、東静容器工業が日本のトップを争う容器メーカーとして知名度、権力があったからこそ、各容器メーカーに力技で、ケース単位で出させていたところがありました。

 小ロット販売として考えたのは1/5ロット販売と、5本小分け販売です。「5」にこだわった理由は割れない数字、縁起をかついでのことでした。

 1/5ロット販売については経営陣がかなり緻密に考え、利益計算を行い、計算式を作りました。営業部に販売価格計算プログラムを渡し、新人の営業義務の女性でも販売価格の計算ができるようにしました。しかし、工場直送体制の確立と移行の中で止めました。
 今でこそ当たり前となった工場直送ですが、ルート管理、顧客の囲い込みが当たり前の時代には受け入れられないものでした。我々の根本的な考えは「顧客は無限にいる、顧客はいくらでも集められる、顧客が取引先を選ぶもの、顧客がどこで買っても気にしない」というものでした。取引先、グループ内で顧客情報を共有し、連携して画期的な商品サービスを開発しました。

 5本小分け販売を始めたのは、「【本家】匠 東静オンラインショップ(小分け販売)」のページからです。当時実現できなかったコンセプトの一部が今日、匠東静で稼働しています。
 元々、縁起を担いで5本で始めた小分け販売でしたが、いつの間にか出荷担当者が梱包しやすいという理由で6本に変えてしまいました。サービスを作った者達の考えを知らない者が、勝手なことを始めるようになり、単なる小分け販売のサービスに陳腐化しました。

 ある程度、商品数が増えて売上が立つようになってからサイトを分離したのが「容器王国フルオル」です。

 「容器王国フルオル」は当初、営業事務の女性でも商品管理できるよう、EC-CUBEという一般公開されているシステムを使って作りました。しかしシステムが安定せず、カード情報が流出する等のセキュリティー問題があったり、負荷がかかるとダウンすることがあったのでBASEに移行させました。

 東静グループの経営陣、古い営業部の人達にはマーケティング技法を教え、毎週のように勉強会を行いました。当時の人達はそれぞれ独立し、現在も自分で容器を売って稼いでいます。今の人達にはマーケティングを教えませんでしたので、今のところ、独立成功した者はいません。
 要するに、マーケティング技法が重要で、色々なノウハウがあります。それで匠東静の登記上の業務内容には「マーケティング」の記載があります。

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