匠ぶろぐ

試験管型の瓶は割れに注意

 試験管を小物入れにしたり、ビーカーをコーヒーカッブにしたり、ワイン品質確認用の試験管を小分け瓶にしたり、理化学系のガラス製品が色々と活用されています。

 理化学系のガラス製品は硬質ガラス、硼珪酸ガラスで作られています。ある程度の力がかかると、蛍光灯のように粉々に割れます。

 理化学系の製品を梱包材として使う場合は、この割れのリスクを考慮する必要があります。

 検証方法は簡単で、1個割ってみれば強度が分かります。

日記

  • これから増やしていきます!
  • ミニ香水瓶の職人の販売方法、不良対策

    ミニ香水瓶の職人の販売方法、不良対策
     ミニ香水瓶の不良の相談が絶えないです。我々が教えなかったのも問題だった、と思うところもあります。 約20年前、東静グループのミリオンウェーブズとグロー…

    香水瓶へのインクジェット印刷

     ガラス瓶の印刷ではガラスの粉が入ったインクを使用し、釜で焼く工程があります。高温でインクとガラス瓶が一体化するので、印刷が剥離しません。これが従来の…

    半人工ガラス職人の壊滅、日本のこと

     台湾で半人工ガラス瓶を作り、香水瓶を販売しているお客さんがいます。瓶がとても綺麗で、香水も素晴らしく、東京都内の一等地で売られるのに相応しい商品です…

    供給不足と価格競争

    日本では工場閉鎖、職人廃業が続き、物によっては需要に対し、供給できない状況が発生しています。納期遅延もその流れです。一方で大規模な価格競争が始まってい…

    上越クリスタル硝子の廃業と消費税について

    上越クリスタル硝子は、倉田一族が始めたガラス瓶製造メーカーの老舗です。理化学系のガラス瓶から始まり、ガラス工芸品を作っていました。月夜野クラフトビール…