匠ぶろぐ

ミニ香水瓶ラインキャップの不適合、漏れ問題について

ラインキャップ
 ラインキャップについては、ミニ香水瓶との不適合、漏れの問題が多数、報告されています。この漏れに対しては、パッキンを変えても改善されません。

 ミニ香水瓶は職人が手作りで製作した半人工ガラス瓶であるので、必ず個体差が出ます。半人工ガラス瓶は実際、不良率が高く、検品によりかなりの数の不良品が除かれています。それが半人工ガラス瓶です。

 職人は長年、その個体差に対し、キャップの微調整により対応してきました。個体差のあるミニ香水瓶のネジ口に対し、キャップに柔軟性を持たせる調整方法を試行錯誤しています。調整後も検品を行い、微調整により対応できない製品は除外されました。半人工ガラス瓶は非常に手間、時間、コストがかかります。
 職人により微調整が行われているのはリンゴ型キャップ、円筒型キャップのみです。

 ラインキャップは職人が製作したものではなく、微調整が行われていません。ですから当然ながら、多数の不適合問題、漏れの問題が発生しています。この問題はミニ香水瓶の問題ではなく、ラインキャップの問題です。

 半人工ガラス瓶のキャップの製作、嵌合の調整には職人技が必要で、素人が容易に製作できるものではありません。

日記

  • これから増やしていきます!
  • 東静容器(平成19年設立、葛飾区)の偽造品不良品販売に対する訴訟のご報告(追記あり)

     「東静容器株式会社」は、東静容器株式会社(昭和37年設立、台東区駒形)と東静容器株式会社(平成19年設立、葛飾区)の2社があります。東静容器株式会社(昭和3…

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