最近は中国産、韓国産のガラス瓶が安く売られ、入手もしやすくなっています。
それを購入して、印刷を希望される方もいます。
そのことについて、職人に意見を聞いてみました。
海外で生産されたガラス瓶も印刷は可能とのことでした。
前提として、変色、クラックのリスクを許容することがありました。
ガラスへの印刷では火に入れる工程があります。その際、海外で生産されたガラス瓶の場合、変色したり、クラックが入ることがよくあるとのことでした。この原因は「水」にあるとのことでした。
日本は水が良いのでガラスの品質が高く、火に入れても変色せず、丈夫とのことですが、水が良くないところで作られたガラスは変色しやすく、弱いらしいです。
「日本産ガラス」は1つのブランドです。
海外で生産されたガラス瓶への印刷の場合、1000個のうち500個が変色、クラックが出てもガラスの品質の問題だから許容してね、というのが前提です。
また、ガラスの品質の低さによる手間から、印刷料金も日本産ガラスよりも割高になるとのことでした。
海外で生産されたガラス瓶の場合、品質の見極めが大事です。