匠ぶろぐ

世界の容器調達の動向

 アジア各国の大手包材メーカー関係者と協議しました。見立ては我々、東静グループと同じ。連携体制も構築できました。日本の大手商社の考えも同じようで、さすがに動きが早いです。その端緒も掴めました。

 これから何が起こるか? 大きく全く変わっていく10年後の世界の容器調達の動向が見えてきます。

 中国のモノ作りのポテンシャルは強大です。品質も年々向上しています。しかし共産国はやはり指導者を必要とします。どこが何を使って、マネージメントするのか? これが化けて、今とは全く違う状況が発生します。

 アジア他国は国際規格を採用しています。PCで言うところのUSBであり、MP4です。ビデオテープ規格のベータ、VHS競争のようなものは通用しません。

 日本の需要をまかなう容器、ガラス瓶はどこから調達されるようになるか?プラスチック容器は?

 価格で競争できない日本メーカーは何を作って売るのか? 生産設備を中国に売却するのか?

 もったいないので、どこまで書くか、悩むところです。

日記

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