匠ぶろぐ

ナンコー瓶の廃盤さわぎ

 ナンコー瓶は大型広口の茶瓶で、酒瓶工場で作られていました。これが最近、廃盤となり、代替の瓶もなく、大きな混乱が起きています。ナンコー瓶が調達できなくなり、商品を製造販売できなくなり、商品廃盤、事業撤退、廃業を余儀なくされるところが出てきているわけです。

 いくら売れている商品であっても、容器がなければ販売できません。
 
 これまでに何度も書いてきましたが、工場閉鎖、メーカー撤退、職人廃業が続いています。
 酒瓶工場が閉鎖し、残った工場に案件が集中しています。新規の受注は停止され、従前の瓶でも納期未定となっています。需要に対し、生産、供給が追いつかないのです。

 東静グループでも30万本の案件がありましたが、生産ラインが確保できず、断念しました。

 さらに瓶の製造原価、輸送費、倉庫代等、製造原価が大幅に上がっています。在庫がなくなり、新たに生産する場合、値上げは避けられません。大不況により、企業が瓶を買えなくなっている状況で、値上げしても在庫の山を抱えるのは目に見えています。
 瓶の場合、長期在庫するならばアルカリで曇り、洗瓶コストも発生し、これだけで利益が飛びます。

 それで元々、売れない瓶、原価の高い大型の瓶は、どんどん廃盤になっています。

 工場、生産現場の状況を把握していれば、瓶が調達できなくなるリスクはある程度、分かります。早い時期で、代替となる海外瓶を探すなど、ある程度のリスク回避することも可能です。

 突然、使っていた瓶が調達できなくなったと大騒ぎし、あちこちに瓶の在庫を確認する企業がありますが、リスク管理が甘いと言わざるをえません。
 そもそも廃盤になるような瓶を在庫しているところは、なかなかありません。
 またこういう企業に限って、色々と教え、アドバイスしても、礼の1つもなかったりします。溺れる者がワラを掴んで沈んでいく、消えていく企業です。

 今年は、このようなことがたくさんある年でした。

 来年も同様に、製品廃盤、工場閉鎖、職人の廃業は続きます。
 新商品の開発、新規事業立ち上げの際は、安定して調達できる瓶を選択することが必須です。
 なくなる製品、工場、職人には依存せず、早めに安定して調達てぎる製品に切り替えていくことも必要です。

 東静グループ顧客には、情報提供していきます。

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