匠ぶろぐ

半人工ガラス職人の壊滅、日本のこと

 台湾で半人工ガラス瓶を作り、香水瓶を販売しているお客さんがいます。瓶がとても綺麗で、香水も素晴らしく、東京都内の一等地で売られるのに相応しい商品です。台湾では日本のガラス生地が使われています。
 しかし台湾でもガラス工場の閉鎖、職人の廃業が続いています。

 お客さんから、台湾から日本に金型を移し、日本で半人工香水瓶が作れないか、と相談がありました。
 日本の半人工ガラス職人はほぼ廃業し、ほとんど残っていません。生産ラインの確保、安定供給は困難であり、もう日本で半人工香水瓶は作れません。
 半人工ガラス瓶は生産時に検品し、不良品は即、釜に入れて生産し直しがなされていました。しかし工場が縮小閉鎖された後は、外注で検品し、不良品は廃棄されました。その結果、生産コストが上がり、売値が1本2000円でも経費、釜の更新などの維持費も捻出できない状況となりました。物価が違うとは言え、1本90円だったものが2000円となったならば、従来のビジネスモデルは維持できません。

 今、財務省前で消費税に反対するデモが行われています。当ブログでも以前から消費税の問題は書いてきました。検索してみて下さい。

 世界中の中央銀行モデル、流通する通貨量を減らして貧困を発生させ、国民を支配する政策が破綻の原因です。物作りの現場、職人、技術者は薄利で仕事をしています。税金は通貨の偏りを平坦化する、つまり薄利で仕事をしている人達に分配し、公平をはかるのが目的です。その逆をやり、通貨の多いところに税金を回しました。貧富の差が拡大しました。
 公平公正、バランスをはかり、権力の濫用を止める役目を担っている唯一の者は裁判官です。その裁判官が自らの出世と保身を優先し、政府、公務員による不公平不公正を放置しています。司法が機能せず、法秩序、社会秩序、バランスがなくなっています。それが今の日本に限らず、韓国、アメリカなど世界中で起こっています。

 問題は消費税に限定されず、法務省の刑事施設利利権、警察庁の警察利権、総務省の通信利権等、既得権益の暴走、権力の濫用にあります。法秩序が失われた状況では、デモをやっても、政治力でも、議員立法でも変わりません。法律、ルールをあっても守られないからです。

 国民と利害関係のない者が司法権、通貨発行権などの強大な権力を運用するべき、というのがユダヤ人の長い歴史の中での結論、理想でした。その理想的な者は日本の天皇以外にいなかったとのことでした。ヨーロッパの君主制もダメだったとのことです。
 日本の天皇制は3000年程度のものではありません。3000万年であり、万歳です。続いてきたのは血筋ではなく、万世一系の位、地位立場です。歌舞伎の市川団十郎の様な世襲制です。
 伊勢皇大神宮の天照大御神が世襲制です。初代が「あまさかるひむかつひめのみこと」であり、「ひみこ」です。「卑弥呼」の当て字はおかしく、「日巫女」「日御子」です。初代から世襲したのが斎宮、斎王であり、十二単を着ました。十二単は十二支を表した着物であり、全ての子どもを抱えた母親の気持ちを表しています。人種民族による差別はなく、選民思想もなく公平でした。この辺の話でも20万年位前のことです。

 YouTubeに日蓮聖人が亡くなる直前に書かれた「南無妙法蓮華経」(臨滅度時本尊)が出ていて、よく見ると右下に「天照大神」と書いてあります。漁師の子だった日蓮聖人の家系は元々神主家で、天照大御神、石上神宮との関わりが深いです。
 その日蓮聖人が「一天四海皆帰妙法」と言いました。一天とは天皇のことであり、四海とは四方を海で囲まれた日本のことでした。「水に石を落とすと一点から波紋が広がり、広がった波紋は一点に帰ってくる」という意味で、「全て日本から出て、日本に帰る」という意味でした。
 山を見ても海を見ても「池だ、池だ」という者がこのことを知って天皇になりたがりました。名誉称号を集めましたが結局、天皇になれませんでした。国民と利害関係のない天皇の位には、名誉に執着する者には程遠いです。

 アインシュタインは日本の古い歴史に気付き、お忍びで日本を訪れていました。自らからユダヤ人であることに恥じていましたが、人種民族は関係ないです。

 そろそろ日本人が日本の真実に気付き、立ち帰らないと、半人工ガラスを含む日本の優れた伝統技術も存在しえなくなります。それが国学の復興です。

日記

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