金冠スプレー、金冠のポンプの廃盤が続いています。
金冠とは、アルミをプレスして、アルマイトで金銀に着色した、帽子の様なものです。その金冠をプラスチックのスプレー、ポンプにかぶせたものが金冠スプレー、金冠ポンプで、高級感を出すのに使われています。
金型職人の廃業が続き、アルミプレス金型の製造、修理が困難となりました。それで金型が消耗、壊れた段階で潰され、金冠スプレーが次々と廃盤になっています。
平角香水瓶の金冠スプレーについても、既存の金型が消耗、故障した段階で廃盤になりますが、そろそろです。それで香水瓶の追加生産されず、廃盤になっています。
日本の金冠製造の技術は、中国に継承されました。中国製の金冠スプレーは継続的に供給されます。今流通している香水瓶はほぼ中国製品になりました。
中国製ガラス瓶は日本製と比べて、黄色っぽくて透明感がないのが特徴です。
台湾メーカーとも情報交換を行っています。台湾でも日本同様にガラス工場が厳しい状況にあります。世界的な不況のあおりを受けています。
台湾のガラス工場では日本のガラス生地が使われています。
継続的に販売する香水瓶については、中国製品への移行を進める時期になりました。